ボランティア向け講座・第3回つなサポ開催レポート!
こんにちは、学生インターンです!
今月12日に、「つなっぐ子ども・若者サポートボランティア養成講座」(つなサポ)第3回目を開催しました!
つなサポでは月に1度、子ども・若者のボランティアをされる方の養成講座を行なっています。
今回は児童相談所にお勤めで、心理士の方を講師にお招きし、ご講義いただきました。
内容は、「ボランティアのためのトラウマインフォームド・ケア(TIC)」。
7割の子どもが16歳までに1度はトラウマの経験をしているといいます。そんな『トラウマ』の影響と対応につい学びました。
トラウマとは心的外傷=「こころのケガ」であり、インフォームドとは「知識がある」という意味があります。
トラウマインフォームド・ケア(以下TIC)は、トラウマのある人達が、新たなトラウマを受けることを予防するために生まれた概念です。
トラウマを知らないと、良かれと思ってやったことで、子どもを傷つけてしまうこともあります。
そのため、虐待などを受け、こころにケガがある子どものサポートをする上で、TICを学ぶことは非常に重要です。
PTSD(心的外傷後ストレス障害)やトラウマ反応が出た際の対応について学んだ後は、実際にワークを行いました。
最後のワークでは、解離症状が発生した際「今ここ」に戻ってくるグラウンディングを体験しました。
子どもによって方法は様々です。代表的な例として、深呼吸をして落ち着く、という方法がありますが、深呼吸をすると呼吸を苦しめられた際のトラウマがフラッシュバックしてしまう場合もあるため、子ども一人ひとりに合った方法を子どもと一緒に考えていく必要があります。
最後には、自分で自分を労わることも大事、ということでセルフケアやセルフコンパッションについても学びました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
つなっぐでは、今後も子ども・若者をサポートするために必要な知識を身に付けるための講座や研修を開催していきます。
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